平成7年からここ野田村に工房「のだ窯」を構え、多くの作品を生み出してきた陶工・泉田之也さん。彼の手からつくられる「のだ焼」は、野田の土を使い、昔ながらの穴窯で焼きしめられます。その魅力は、土のもつ素朴な質感と、シンプルで洗練されたデザイン。これまでにも数々の賞を受賞。国内外で高い評価を得ています。
　「ギャラリー　IZUMITA」には、そんな泉田さんの作品がずらり。ざらりとした風合い独特の世界観を持つオブジェから、コーヒーカップや茶碗などの暮らしに身近な器まで、「のだ焼」の魅力をとって感じることができます。
　また、陶芸体験（要予約）もおこなっているので、実際に土をこね、ロクロや手びねりでカタチをつけて、オリジナルの「のだ焼作品」をつくるのもおすすめ。作品が完成し手元に届くのは約1か月後。手にするたびに、楽しい旅の思い出がよみがえりますよ。

泉田　之也（いずみた　ゆきや）

1966年　岩手県生まれ
1992年　小久慈焼窯元岳芳氏に師事
1995年　野田村にて作陶を始める。
2000年　第38回朝日陶芸展グランプリ受賞
2002年　第40回朝日陶芸展グランプリ受賞
2007年　「のだ窯ギャラリー　IZUMITA」オープン
2009年　第20回日本陶芸展　優秀作品賞受賞
　　　　その他、受賞・個展等多数

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