青空と緑の大地には発見が待っている。
ようこそ!矢巾町へ

東には北上川がとうとうと流れ、
西の空にそびえ立つ南晶山。
美しい水と緑があふれる矢巾町は
歴史と文化にも恵まれたまち。
発見の楽しみと感動が待っています。

南晶山とひまわり畑

標高848m、昔から「青龍大権現が棲む山」として山頂に雨乞い信仰の獅子頭が奉納されている。家族向けのハイキングコース、上級者向けの前倉コースなど自然に触れ合う憩いの場としても親しまれている。ひまわり畑は2haに6万本の花が咲きほこります。

南晶山(志波三山)

南昌山(志波三山)

 緑色のお椀を伏せたような、美しい円錐型をした南晶山。標高848m、町の西側に連なる山々の中でもひときわ目を引く山容は昔から「青龍大権現が棲む山」と崇められ、山頂には雨乞い信仰の獅子頭が奉納されています。また里には「南晶山に雲がかかれば雨になる」などの伝承も残る身近な山でもあり、岩手を代表する詩人・宮沢賢治もこの山を気に入り友人とたびたび訪れていました。現在は初心者やファミリー向けから上級者向けまでのコースが整備され、誰でも気軽に登山を楽しむことができると人気を集めています。
 この南昌山を中央に、北側の箱ヶ森(865・5m)と南側にそびえる東根山(928・4m)の3つの主峰中心にした山塊を「志波三山」と呼んでいます。平成14年に整備された「志波三山縦走路」は、盛岡市北部の猪去沢登山口を1番に200mごとに番号標識版が設置され、南端は紫波町のあづまね温泉登山口の100番。矢巾町を含む4つの市と町にまたがるおよそ20kmものロングコースは山々の尾根筋に沿って設けられており、起伏に合わせてアップダウンを繰り返します。ブナの森を越えチシマザサの薮をかき分け、時にはロープにすがりながらの急峻な道程ながら、山頂から望む平野部の大パノラマや登山道に咲く花々の美しさは登山者だけの楽しみ。毎年5月のゴールデンウィーク後の日曜日には、地元登山愛好団体による縦走会が開かれています。

幣懸(ぬさかけ)の滝

幣懸(ぬさかけ)の滝

南昌山東麓の登山道近くにあり、その昔マタギ(狩猟者)が山の安全と狩猟の成功を祈願したといわれています。落差7mの峡谷を流れ落ちる滝はダイナミック。周囲は深山幽谷の静けさですが、水辺には石段も整備されています。

旧煙山苗畑の桜並木

旧煙山苗畑の桜並木

旧煙山苗畑は明治37年(1904)に開設され、現在の岩手県林業技術センター東側に位置し、開設当時総面積は30町歩、30万本の苗木を生産し、約2万人の人夫を使用したといわれています。現在では、岩崎御小休場が宅地と畑として残され、春の新緑・秋の紅葉を観賞することができます。南昌山を背景に、樹齢100年を超えるシダレザクラの桜並木が咲き乱れる様子は、それは見事です。

水辺の里

水辺の里

 南昌山麓から流れ出て煙山ダムへと注ぐ岩崎川渓流を活かした自然公園。敷地面積はおよそ1万2000㎡あり、18ホールのマレットゴルフ場や遊具、水車小屋などが配置されています。それらの施設を結ぶのは自然林と清流をいかした約1.4kmの遊歩道で、せせらぎの瀬音も心地よい道沿いにはつり橋や東屋などのほか、水遊びもできるわんぱく広場、体験広場やミズバショウの自生地などがあります。
 道の途中で立っている石碑は、地質調査や南昌山登山によく訪れていた宮沢賢治の短編詩。岩崎川の大きな安山岩には、南昌山をうたったふたつの詩「まくろなる 石をくだけばなほもさびし 夕日は落ちぬ 山の石原」と「毒ヶ森 南昌山の一つらは ふとおどりたちてわがぬかに来る」が刻まれており、背後にはその南昌山がすっくとそびえているという好ロケーションです。
 水辺の爽やかな空気の中、家族や仲間で気軽に散策しながら森林浴やスポーツを楽しめるスポット。ゲートボールの用具を使い、初心者でも手軽に楽しめるマレットゴルフが大人気です。

稲荷街道松並木

稲荷街道松並木

岩手県林業技術センターの北東側に隣接しており、駐車場や東屋などを完備。広い緑の奥には、江戸時代に整備された志和稲荷への参詣道・旧稲荷街道の赤松の並木が、当時のままに残されています。

城内山展望台

城内山展望台

標高328mの城内山は、かつてこの地を治めた欺波氏の家臣の館があったと伝えられる場所。煙山ダム側から遊歩道が整備されており、山頂までは徒歩で約30分、車で登ることもできます。頂上には展望台があり、田畑が広がる町内を一望。気軽なトレッキングと見晴らしをお楽しみあれ。

マレットゴルフ場

マレットゴルフ場

水辺の里に整備された全18ホールのマレットゴルフ場。ゲートボールの要領でゴルフと同じコースプレーを楽しめるとあって、子どもからお年寄りまで愛好者がいます。施設や道具利用については、矢巾温泉の国民保養センターにお申し込みください。

森山パストラルパーク

森山パストラルパーク

森山は、矢巾町のほぼ中央に位置する小高い山。東西南北のロケーションを見渡すことができる。公園として町民の憩いの場ともなっており、町のランドマーク的な場所です。四季折々の花木を町民からオーナーを慕って植栽管理しています。

南昌トンネル

南昌トンネル

南昌第一・第二の2本のトンネルが、矢巾町と雫石町を結びます。山間を縫う道程は四季折々の自然が楽しめ、特に秋の紅葉の美しさは有名。矢巾町の第二トンネルを抜けると、正面に南昌山がそびえ立ちます。

稲荷街道

稲荷街道

 南部藩主南部家が祈願所の志和稲荷神社への参詣道として整備した稲荷街道。当時の南部藩では飢饉が相次ぎ、農民の窮状を見かねた38代藩主南部利済が手元金、いわゆるポケットマネーでの改修を行った道です。その道程は盛岡市川久保を起点に矢巾町の平野部を横断したのち、紫波町の西の山沿いを進んで志和稲荷神社に至るおよそ16キロメートル。わずか四里の距離ながら両側には松並木が続く砂利敷きで、各所には一里塚や追分石も置かれていたと伝わります。そんな住時の面影を最も色濃く残しているのが、煙山森林公園の北側にある松並木。見事な赤松の古木が約300mわたって続き、道幅は12間(21.6メートル)もあります。後世へ守り伝えたい場所です。

国指定史跡 徳丹城跡

徳丹城跡全景(南上空から)

 今から1200年前の弘仁3年(812)頃、蝦夷平定を推し進めていた朝廷の命を受け、征夷大将軍・文室綿麻呂が造営。雫石川の氾濫で移転を余儀なくされた志波城(現盛岡市)に代わり政務を行った場所で、これ以後朝廷の城柵が東北に造営されることはありませんでした。
 徳丹城跡は一辺約355mの正方形の城柵で、中央には一辺約76mの政庁があり、内部には正殿、西・東脇殿などを配置。遺跡東側には志波城機能の継承と徳丹城造営のため先行して造られた「官衙(役所)」や段丘下では東の北上川に向かって伸びる約400mの人工的水路(運河)の跡も見つかっています。これは雫石川の氾濫という災害を教訓にした徳丹城ならではの構造と推定されます。
 昭和22年から始まった発掘調査は現在も調査中ですが、先行官衙から出土した三方透かし高盤や、「別将」銘のある墨書土器など考古学など上貴重な発見も数多く、中でも平成18年7月の発掘調査では、9世紀の文献にしか記載がなく実態が不明だった木製冑が日本で初めて出土。塗られた漆の放射性炭素年代測定の結果、徳丹城より160年も前の7世紀後半のものであることも判明しました。
 徳丹城跡に隣接する矢巾町歴史民俗資料館には、徳丹城はじめ町内の遺跡からの出土物も展示。敷地内には、この地方特有の家屋携帯を持つ佐々木曲家も移設・公開されています。

広宮沢公園

ナイター完備の野球場とテニスコート4面を完備したスポーツ公園。

南昌グリーンハイツ(屋内温水プール)

20mコースと子供用プールがあります。5~9月の営業。

矢巾町ゲートボール場

10面コートのほか、近くには雨の日でもゲートボールができる屋内コート(2面)があります。

矢巾町ペタンク場

鉄球を投げて競うフランス生まれのニュースポーツ専用の競技場です。

矢巾町総合グラウンド

野球やソフトボール競技に利用できるグラウンドが整備されています。

田園ホール

県内初の音楽専用ホールとして誕生。808席あり、音楽鑑賞には最高のホールです。

矢巾町役場商工観光課

TEL:019-611-2603
FAX:019-611-2629
URL:http://www.town.yahaba.iwate.jp/

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東北三陸復興応援団は、応援団と現地の方が力を合わせて
復興を目指せる架け橋になることを目指しています。